11月若者塾
11月若者塾
人権・同和教育を教育活動の核に
11月の若者塾は、月岡先生の問題提起「人権・同和教育の現状と課題」を中心に話し合いが行われました。特に、注目すべきことは、人権・同和教育に関するアンケートを中心に、20歳代〜30歳代の年齢層の、部落問題に対する認知度の低さが指摘されました。また同時に60歳代にもこの傾向が見られました。
若年層の課題として議論に上ったのは、2002年以降の「失われた同和教育」が指摘されました。また、60歳以上の、課題としてこの年代が同和教育の始まりの頃で、学校現場でも取り組みが始まったばかりで、時間数の少なさや、質的なものにも問題があった事が指摘されました。
人権・同和教育は、児童・生徒にとっても、また、教師にとっても大切な教育です。不登校の問題、いじめの問題、学力保障の問題等々学校の現在の課題をもう既に50年前から取り組み、解決に向けて実践してきた教育です。先人達が大切にしてきた教育を、私達は学び、大切にし、日々の教育の中で実践して行くことが大切だと思います。若者達に期待します。
2019年11月28日 木曜日