人権・同和教育の基礎の基礎
人権・同和教育の基礎の基礎
9月若者塾(科学的認識の大切さ)
この日、大町会館で9月若者塾を開催しました。参加者は11人、講師は永井理事長で学習会を行いました。今回から3回にわたって部落問題学習を中心に、指導案の作成や題材の討論など、実践に近い話し合いを持ち即授業に活かせるような講座にしたいと考えています。
第1回目は、「同和問題について科学的認識を深める」を中心に話を進めていきました。出席できなかった方のためにここに示しておきましょう。それは次の4点の基本的な事項について正しい認識を中心に持つことです。
1 部落差別は、いつ、だれによって、何のために、どのようにつくられたか。
(歴史的認識)
2 部落差別派、近代社会の中でどう変化したか。それは何がそうさせたか。
(部落差別温存の歴史的社会的認識)
3 部落差別は、現在どのような状況にあるのか。それは、私たち一人ひとりの暮らしとどう関わってくるのか。
(部落差別の実態の客観的認識)
4 部落(同和)問題は、どうしたら解決するか。それには、私たち一人一人がどう関わっていくべきか。
(国民的課題としての主体的認識)
※ 『同和教育実践の手引 愛媛県教育委員会編』1996年版より
この問いにしっかり答えることができるよう学習を積み重ねていきます。
2019年9月27日 金曜日