国際情勢と人権

 

ロシアによるウクライナ侵攻を考える

 

 今回は「国際情勢と人権」と題してお話をしました。この題名からも分かる通り、ロシアのウクライナ侵攻をテーマとし、お話を進めました。また、今回初めて事前に質問も頂いておりましたので、後半は質問に答える形式で、講義を進めました。内容は、次のとおりです。

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1 ロシア連邦の広大さを地図で確認する

2 旧ソ連のトラウマ

3 プーチン大統領のめざすもの

4 質問に答えて

 (1) 侵攻を止めることは出来なかったのか

 (2) ウクライナへ侵攻する理由は

 (3) 本当にロシアだけが悪いのか

 (4) 西側だけの報道を信じて良いのか

 (5) 今後どのような展開になるのか

 (6) 子どもたちに、どの様にこの侵攻を教えていけばいいのか

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 このような内容で、約1時間、参加者とともに学習をしました。とくに、今回の学習で大切な事は、国際情勢のことを考える場合、必ず地図を広げ、地理的な条件を考えの中に加味しながら、その裏側にあるものを見抜く力が大切だということです。すなわち「地政学」というものが、今回の侵攻に大きく影響をしているということを知って欲しかったのです。


 冒頭、白地図をみて、ロシア連邦を色鉛筆で囲んで行く作業をみんなでしましたが、その広大さ(世界1位の面積)と多くの国と国境を隔てている事は、ロシアのウクライナ侵攻を考えて行く上で、大切なことなのです。

 最後に一言、子どもたちには、是非とも戦争の醜さと、平和の尊さを伝えてほしいと思います。

(参加者:12名 19:10〜20:10)

2022年7月12日 火曜日

 
 
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